2013年11月9日土曜日

最新のがん治療メモ

サイバーナイフセンター
http://www.med.jrc.or.jp/hospital/clinic/ckcenter/
定位放射線治療装置「サイバーナイフ2」
【サイバーナイフとは】
サイバーナイフは、コンピュータ制御のロボットアームに軽量で高線量照射が可能な放射線照射装置を装着した定位放射線治療装置で、脳腫瘍ならびに頭頸部がんを主な治療対象としています。定位放射線治療は、高線量の放射線ビームを正確に病巣に照射し、周囲の正常細胞を温存したまま体内の腫瘍細胞を破壊する治療法で、従来の外科治療と異なり、全身麻酔、切開・剥離・摘出などの手術操作、長期の回復時間などは一切不要です。


ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)
http://www.antm.or.jp/06_bnct/01.html

■ 中性子捕捉療法(BNCT)とは
原子炉等から発生する中性子とそれに増感効果のあるほう素との反応を利用して、正常細胞にあまり損傷を与えず、腫瘍細胞のみを選択的に破壊する治療法です。現在は臨床研究の段階です。がん細胞と正常細胞が混在している悪性度の高い脳腫瘍をはじめとするがんに特に効果的で生活の質(QOL)に優れています。

HF10
https://sites.google.com/site/virustherapyofcancer/home/virus/hf10
単純ヘルペスウイルスHF10を感染させて、がん細胞を攻撃する治療法。現在乳がんを中心に臨床試験中の治療法です。
自然変異によって毒性の弱まったHF10ウイルスは、海外で治験中の遺伝子操作で作り上げたウイルスに比べ、がん細胞に対して攻撃力が維持される特徴を持っています。

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