2016年7月6日水曜日

Javaでインストーラ付き.exeアプリケーションを作成する(JavaFX8)

eclipseでJavaFXアプリケーションを作成する場合、簡単にインストーラ付きexeファイルを作成することができます。
完全に独立したパッケージなので、JREをインストールさせることなくアプリケーションを配布することができます。

準備

以下のサイトを参考に、自分のEclipseにe(fx)clipseをインストールしておく

exeファイルを生成するため、innosetup-X.X.X.exeもインストールしておく

プロジェクトの作成

「新規」→「その他」を選択

ウィザード内から「JavaFX」→「JavaFX Project」を選択

「プロジェクト名」を決めて「完了」をクリック

プロジェクトが作成されました

アプリケーションを実行するとJavaFXのウィンドウが表示されます。
今回はexeファイルの生成がメインのため、白紙のウィンドウのまま進めます。
JavaFXを学ぶならこちらのサイトがおすすめです。


exeファイルの生成

作成したプロジェクトに「build.fxbuild」というファイルがあるので
ダブルクリックします

以下の画像の黄色いところが必須項目です。
アプリ名、開発者、バージョン、main関数があるクラスを指定します。
Packaging Formatにexeを設定しないとexeファイルが作られません

「Generate ant build.xml and run」を選択するとビルドが始まります。

成功するとこのような表示になります。
失敗した場合、「準備」に記載したinnoがインストールされているか確認してください

ビルドに成功すると「build/deploy/bundles」の下にexeファイルが作られています

ダブルクリックするとインストーラが起動します。
それ以降は普通のアプリケーションと同じように使えます。
アンインストーラもあるようです。簡単ですね。


参考サイト